FCのほとんどが還元対象店
今回の還元対象店舗は中小小売以下。その中には個人経営も含まれており、コンビニの場合は約9割がこの手の店舗。ので、キャッシュレス決済の還元対象店になります。
直営店は残念ながらこの対象とはなりませんが、その多くは本部が自社負担をするということでこれで全店舗で足並みを揃えてキャッシュレス決済還元が受けられるという訳です。
マクドナルト直営店は見合わせ
一方、外食産業の場合の対応はと言えば、最大手のマクドナルドは直営店のみキャッシュレス決済還元を見送りる。FC店舗は実施するとのこと。
ので、店によってはキャッシュレス還元を受けられないという店舗も出てくるという訳です。
消費者にとっては混乱を招く可能性大でしょう。
外食は実質値下げで対抗
増税による客離れを防ごうと、外食産業産業では増税分も自社で負担し、価格を据え置く所も。
マクドナルドで言えば、商品別に値上げするものもあれば、据え置きとマバラながら全体では据え置きの方向。
日高屋も主力4商品は税込み価格を現状のままにするというもの
サイゼリヤも大半のメニューを据え置くなど外食産業の企業努力が目立ちます。
いよいよスーパーでもQR決済の波
いつも通っているスーパーでも、還元対象店とポスターが掲示されいる通り、スーパーにも本格的なキャシュレス化が進んでいるんだなと実感
QRコード決済対応店舗も増えているとのことで、僕の通いのスーパーでもそろそろ導入してもらえないかなと切に願うばかりです。
コンビニVSスーパー。還元策にも色々あるのよ
で、このキャッシュレス還元に関してスーパーが政府に対して改善を求めるというのっぴきならない話が。
お相手はコンビニ。コンビニの場合、ポイントが購入時点の値引きとして使われるのに対し、スーパーのそれは後日。ポイントを付与されたお店でなくても、他のお店でポイントが使えるというもの。
これに関して、キャッシュレス還元を普及させていく上で、広がりが出ないので改善してほしいとのこと。
言われてみればそうですが、いち消費者としては、そこまで気にしないかな。
そもそもコンビニで値引きされたも、スーパーの価格よりも高いですし、賢い消費者ならスーパーでの買い物を選択するでしょうし、ポイントの自由度の高いスーパーを選ぶでしょう。
混乱続いても来年6月まで
これまでの増税と違って、あんまり不平、不満の声が聞かれない。2%アップというこれまでより上げ幅が少ないことと、心の準備ができていたからか?
というよりも、8%か10%かの混乱の方が話題になっており、当分続くんでしょうね。
来年6月以降に増税をめぐってはやんやんやとならなければいいですが・・・