他メーカーとは緩やかな関係性。トヨタグループ

電動化自動車業界

ほぼほぼトヨタ一色

スズキとトヨタが資本提携を決め、これでマツダ、スズキに続いて3社目

てなわけで、日本の車両メーカーのほとんどがトヨタの陣営に与する格好となりました。

これでトヨタ、日産、ホンダの3陣営となった訳ですが、トヨタ陣営の優位性は明らか

来たる電動化、自動化などの変化が、自動車業界の再編を引き起こしたのは言うまでもありません。

ビジネス

86、BRZで協業を成功

トヨタ陣営のスバルは、これまで共同車両、86、BRZを発表するなど目に見える形での協業を行い一定の成果を挙げています。

ユーザーの間では、第二弾を望む声もあるかと思います。

トヨタのハイブリッド技術を使ったSUVを是非とも発売して欲しいんですけどね。個人的には

EV

出資比率20%引上げ

そんなユーザーの声を反映したかどうかわかりませんが、この度、スバル向けの出資比率を約17%から20%に引き上げ、持ち分法適用会社としました。

一方、スバルもトヨタに約800億円を投じることに。

両者で株を持ち合うという形になりますが、スバルのそれはわずか1%

格差婚といった感じさえします。

ビジネス

コネクテッドは学ぶという考え

スバルのトヨタ向け投資は、あくまでも授業料という側面が強く、先に挙げた電動化、自動化の技術を学ぶとう側面が強い

開発費も馬鹿になりませんし、トヨタから供与されればかなり投資も抑えられますし、その分、スバルの得意とする走りにより資本を投下できます。

トヨタもハイブリッドシステムの供与拡大を表明していうとおり、売り先が多ければ多いほど開発投資も抑えらえられる。

ので、この800億円は両社にとっては良い話かなと。

電気自動車

トヨタの深謀遠慮

日野、ダイハツを傘下に収めるトヨタですが、スバル、スズキ、マツダとの関係はちょっと異なり、完全子会社という形ではなく、各ブランドに裁量は委ねるという緩やかな関係が築いています。

というのも、市場からネガティブな声が起きるのを未然に防ごうという配慮からだと思います。

特に熱烈なファンの多いスバル、マツダを敵に回したくないですからね。

プロパーを続けて欲しい

話はスバルに戻して、社長曰く、今回の増資はトヨタグループ入をするものではないとコメントしています。

が、この先に何が起こるかわからないのが昨今の流れ

場合によってはトヨタ出身の方が社長に就くことも十分に考えられますね。

元日産社長からプロパーにやっと大政奉還されたのが2000年代初頭。それから今の社長までプロパーが続き、当時に比べると鬼のような成長を遂げました。

この先もプロパー社長が続くことを切に願うばかりです。

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