フルタイムの共働き世帯を狙え

95年頃を境に共働きが逆転

共働き世帯が当たり前の今の時代ですが、振り返ってみると1980年頃は専業主婦世帯の方が圧倒的に多く、両者が逆転したのが1995年前後。ちょうど団塊ジュニアが社会人デビューした年と重なります。

それ以降は、共働き世帯は右肩上がり。一方の専業主婦世帯は減少の一途を辿りました。

右肩上がりで増えていったのも超がつくほどの氷河期時代が続いていたことも少なからず影響しているのではないでしょうか。

結婚はしたものの、旦那だけの稼ぎだけでは生活していけない。ので、奥さんもパートに出るなりにして家計を支える。数少ない友人も皆そんな感じです。

共働き

夫婦揃って共働きが今どき

共働き世帯も、昔は奥さんがパートタイムで仕事していたのが、ここ最近はフルタイムで仕事をしています。

2013年から2017年の4年間を切り出して見ると、共働き世帯は11%増加。一方、年収400万円以上の収入を夫婦揃って得ている世帯は23%も増加。

両者合わせると年収800万円。うらやましい限りです。

共働き

消費よりも貯金の堅実志向

共働き世帯の所得は2013年の約2兆円から2017年には約2.3兆円とに増加しているというのも、消費にかけるお金は5000億円と所得に対しての1/4に留まっています。

では、残りのお金の使い道はと言うと貯蓄子育て、家のローン、老後資金などに使われ、収入はあるものの、堅実さが伺えます。

これもちょ~氷河期時代を経験しているからでしょうね。収入は増えても将来への不安は消えないもの。危機管理は他の世代に比べると強いと思います。

とは言うものの、共働き世帯の攻略に今、企業が積極的に取り組んでいる姿が伺えます。

共働き

共働きを前提にした商品開発

パナソニックの冷蔵庫のアプローチがまさしく共働き世帯を意識した内容です。

おいしい7days。1週間分の食材を作り置きすることができ、鮮度を保ちつつおいしい食事が楽しめるというもの。

旦那さんが帰宅途中に子供とばったり会い、一緒に帰宅。二人で作り置きした食材で夕食の準備をしていると、そこにママと子供が帰宅して、キッチンを囲んで家族ワイワイ。電車の中で流れるCMを見るたびに、いいなこんな暮らしと憧れちゃいます。

この商品開発の肝は、週末にまとめ買いする家庭が増えている所に着目している点。

この冷蔵庫のヒットを受け、他の家電製品もおいしい7daysくくりで訴求しています。

おいしい7days

まとめ

堅実な消費傾向ながら、自分自身が納得すればお金を惜しまない姿が見て取れます。

相当厳しい目でジャッジされるので、ハードルが高いことは間違いないですが・・・