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パーソナルモビリティ市場が熱い。トヨタが見据える高齢化社会の解とはこのこと?

元祖パーソナルモビリティ、セグウェイ

パーソナルな乗り物と言えば、真っ先に思い浮かぶのはセグウェイ。車輪2つとハンドルという簡素なつくりに、立ち乗りで重心移動だけで方向を変えてくれる。

セグウェイを見た時に、未来の乗り物感を強く感じました。

ところがイマイチ販売が伸びなかったのか、2020年に生産は終了。100万円近いお値段がネックになったとも言われていますが、未来の芽を摘まれたようで、残念でなりません。

日本にも古くからあるパーソナルモビリティ

日本のパーソナルモビリティと言えば高齢者の足として使われている電動車椅子。街でよく見かけるあれです。

公道走行OKというのがポイント。低速走行で高齢者にも安心という設計。改良点としてはもう少しボディがスマートになってくれればという点。

そんな声なき声を拾ったのがトヨタ。

2021年10月にパーソナルもビディの3輪EV「C+walk」を発売しました。

セグウェイのように立ち乗りで簡単に操作できる乗り物で、ハンドルにつくレバーで加減速。自転車に乗れる人であれば違和感なく操作できるのではないでしょうか。

当初は2020年冬と1年前に発売が決まっていたものの、そこはトヨタ。

さらに改良を加え、障害物検知機能や速度抑制機能も盛り込みさらに安全性を高めました。

残念なのは公道走行の許可が降りていない点。ライバルの電動車椅子とは大きく異なる点です。

私有地での活躍の場を求めて

で、トヨタはこの3輪EV「C+walk」の活躍の場をシニア労働者のサポーターとして位置づけました。

場所は大型商業施設や空港、工場、公園など。

言わずもがなですが、公道よりも広いこれらの施設を徒歩で回るのは高齢者にとってはかなりきつい。

てなわけで、業務の効率化と労働の負荷軽減を狙い、 3輪EV「C+walk」 を使ってもらおうというもの。

需要は今後さらに伸びると踏んだのでしょう。

ある意味、高齢者向けモビリティという位置づけでかなりニッチのようにも見えますが、2020年の労働力調査では65歳以上の労働者は9年連続で上昇しているとか。

この先もこの状況はしばらく続くとトヨタは見たのでしょう。

大型商業施設のシニア警備員向けに実証実験を重ねてきたというのですから、準備も万全と言えます。

大手から中小零細まで参入。パーソナルモビリティ市場

今回はトヨタの 3輪EV「C+walk」を紹介し、トヨタのみ参戦に見えがちですが、実はWHILLやGLMなど自動車メーカーじゃない新興企業までもがこの市場に参入しています。

個人的には、シニア、警備員に限らず一般の買い物客にも開放して欲しいものです。

3輪EV「C+walk」 があれば、コストコの買い物も恐ろしく効率化が図れるとは思うのですが・・・。

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