巨大な実験都市をつくりあげる中国の底力

経済特区レベルの話じゃないよ

日本にもよく耳にする経済特区。規制緩和がちょいと緩めて新産業、新サービスの育成をメインとしていますが、お隣中国の経済特区のレベルの違いに愕然。

日本で言えば人里離れた山奥に巨大な都市をゼロから作るという壮大な計画

その候補地と選ばれた雄安新区は、北京市と天津市からそれぞれ約110km離れ、地理的にも大都市に近く、今後の波及効果も見込んでの選択とも思われます。

都市開発

自動運転カーが街中にという未来都市

雄安新区は、習近平さんが「千年の大計」、「国家の大事」と位置づけるほどの気合の入った都市開発事業。

キーワードはデジタル化。税や社会保険、登記などの従来縦割りだった行政機能を一本化

公共交通機関は自動運転カーが主役。交通事故や環境汚染の心配も少ない。

お買い物は、ほぼ顔パス。中国独自のIDカードで顔認証でお買い物ができちゃう。なので無人店舗もできちゃうというわけです。

こうして行政機関、交通インフラ、お買い物全てをデジタル化することで、新たな都市開発の姿を具現化しているのです。

自動運転

10年後には解体するってどいうこと?

しかも驚くことに、都市開発の進化を永続的に進めていく姿勢も垣間見られます。

雄安新区に建てられたビルは耐用年数が10年ほどのものばかり。10年を超えたら新しいビルに建て替えるというわけです。

恐らく、デジタル技術は恐ろしいスピードをで進化していきます。その時に10年後を見据えた時に、この建物でいいのかということになります。

あるいは人口の増加によって宅地に変えた方がいいとか、あるいは自動運転カーの集積所にするとか、はたまた巨大な無人デパートにした方が良いのでは?ということも考えられます。

未来予測

これぞリープフロッグ

デジタル技術によって、これまの進化の過程を一足飛びで進化していくことを指すリープフロッグ。これを都市開発で行っているのですから、中国のスケールのでかさにはあらためて感心させられます。

恐らく、この都市開発が成功すればアフリカや中央アジアなど中国と関係の深い国に輸出されていくのでしょうね。

これもまた世界的に見れば良いことだと思いますね。

環境にも優しく交通事故も少ない。食料危機にも対応できるのではないかと。

中国

日本との差が広がる一方?

といった具合に、国家主導で大胆な経済成長策を打ち出している中国。

日本も、ある時点でこの大胆な施策を行わない限り経済成長は難しいと思います。

まずはとっかかりとしてウーバーをそろそろ導入できるよう、推進してみてはいかがでしょうか。