給与体系色々。一人ひとりを評価。

キーエンスの時間チャージ

高収益企業として知られるキーエンスの給与体系が示唆に富んで、色々と発見がありました。

その仕組とは、その月の利益を時間で割ったというもの。1時間当たりの一人ひとりの時給を割り出して、その人の生産性を割り出すというもの。

ここまでシビアに出てしまうと、営業としても言い訳が聞かない。グーの根状態でしょう。この金額、クラスによって異なるものの、基準に満たない場合は、給料泥棒、基準を大きく上回っていれば、上司に何と言われたとしても、堂々と説明がつく訳です。

例えばデータ入力などの単純作業が自分時給で1000円とする。外注すれば、800円で済む。ならば外注して、自分はもっと利益の稼げる仕事に集中すればいいという判断がつきます。

結果的に利益の高い仕事を優先し、効率化を図ることで高収益になっていくというもの。

しかも、大幅に利益を上げれば、その三分の一が月の給与に反映され、残りは賞与に反映されているというのですから、俄然、仕事にも力が入ること間違いありません。

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入社時から格差。メルカリ

新卒給与と言えば、全社員決まった金額。そこからヨーイドンをして、出世街道をひた走り、数十年後には大きな給与格差が生まれる訳ですが、これが入社前から既に格差が始まっているというのですから、驚かされます。

面接の対応やら、学生時代に取り組んだ研究などを勘案して、一人ひとりの異なる金額を提示しています。

優秀な人材であればあるほど、給与が高くなるのは当たり前。

この手の業界ですと、人材の流動性が高く、より条件の良い会社を求めて転職してしまう。それをつなぎとめるという形での施策でしょうが、入社前から、徹底しているというのはすごいですね。さすが、今最も勢いに乗るIT企業だけあります。

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社外価値を可視化、サイボウズ

ユニークな給与体系を採用しているのが、サイボウズ。従来は、その人の仕事っぷり、業績などを反映して給与が決定されます。つまり社内評価を基準にしたものになりますが、サイボウズの場合は、社外評価を取り入れている点が非常にユニークです。

こちらの指標、各種統計や転職支援企業のデータを元にして算出しているようで、ある意味、転職した時の給与がわかっちゃうというもの。

こうして社内、社外の評価基準を取り入れて給与を決定。当然のごとく、一人ひとり給与額が異なるというわけです。

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まとめ

こうしてみると、人材の流出を防止、あるいはやる気アップのため、企業は色々と考えていることがわかりました。

働き方改革も大事ですが、給与改革もこの先出てくるかもしれませんね。

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