人の歯の欠片が混入?
ニュースを聞いた時にまさかと思いました。ソーセージエッグマフィンの中に人の歯の欠片が混入されていたということで、数年前の不祥事の再来かと。
調達先はパンは国内、豚肉にパティは米国のようで、ということは米国で混入された可能性が高いと。
現在、混入元を調査中とのことですが、この報道で再び元気をなくしてしまうのでは?と心配でなりません。
思い出される鶏肉問題
今回の混入事件で2014年のチキンマックナゲットの使用期限切れの鶏肉使用や2015年のチキンマックナゲットへの異物混入を思い出された方も多いはず。
この事件をきっかけにマクドナルドの業績はみるみるうちに右肩下がりとなりました。
2015年12月期は上場以来最大約350億円の赤字に陥りました。
見事復活を果たしたマクドナルド
この赤字を受けて受けて店舗の統廃合、身売り説も流れマックもこれで終わりかと寂しい感じがしましたが、そんな厳しい状況にも負けず、品質管理を徹底している広告を打ち出したり、店舗の改装などして、奇跡的に2016年にV字回復を達成します。
18年12月期の売上高は2690億円と不祥事前の2013年を上回ると予想しているというのですから、完全復活と言ってもいいでしょう。
既存店売上高は、この2年半で前年同月比10%以上。久々にマックのドライブスルーに立ち寄ったら長蛇の待ちの列に、お客が帰ってきたことを確信しました。
そんな矢先の景表法違反
順風満帆に見えたマクドナルドでしたが、ソーセージエッグマフィンの異物混入前にも、景表法違反という失態をやらかしてしまいました。
本来はブロック状に成型したお肉を使用しているのにCMでは1枚肉をスライスした映像を使い、これが優良誤認に当たるということで、再発防止を受けてしまいました。
この後に異物混入が起きたものだから、イメージが悪くなるのもいたしかない。
来店への影響は既に出ているようで、客数は2年半ぶりにマイナスに転じた模様。
とは言うものの、このマイナスは昨年のキャンペーンの反動ということもあり、不祥事との因果関係は不明。
キャンペーンによる反動であって欲しいものですが
このまま好調を維持して欲しい
SNSを拡散を狙い、矢継ぎ早にキャンペーンを打ったり、新商品を発表する姿は元気があって良い。
沈黙しているよりも何かしていることで、その存在を消費者にアピールする。それがマクドナルド復活の要因なのではないでしょうか。
この先も不祥事などには負けず、どんどん新しいものを発信していって欲しいです。