時代に合わせて変容。まるでダーウィンの種の起源を地で行くソニー

ソニーと言えば・・・

遠い昔に、あるセミナーにソニーの社員さんが講師として招かれ、今後のソニーのブランドについて発表しました。

内容は、ソニーの新たな領域に挑戦する姿勢を今一度消費者にアピールするってことで、自動車作りを発表。が、講師の評価は最悪。けちょんけちょんに発表を酷評され、勉強不足にもほどがあると赤っ恥をかいたことを昨日のことのように思い出されます。ってのは大げさですが・・・。

その時に感じた僕の感想はと言えば、そんな保守的な企業になっちゃったのかなと。

が、あれから10年近い歳月が過ぎ、今のソニーはそんな不安も杞憂に終わり、新たな飯の種づくりに邁進する戦う企業に生まれ変わりました。

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ライバルパナソニックもほぞを噛むほど絶好調。ソニー

2021年3月期の連結純利益は前の期比2倍となり初の約1兆円の大台を突破。ライバル、パナソニックのそれに対して約7倍というのですから圧倒的な勝利と言ってもいいでしょう。

株式時価総額も電機大手8社で唯一10兆円を超え、ほぼほぼ無双状態。

復活ソニーを強く印象づける結果となりました。その要因としては事業ポートフォリオの力の入れ加減を見事なまでに調整したことが挙げられます。

もはやエンタメ企業。ソニー

時代に合わせて事業ポートフォリオを組み替えるというのはよくある話。デュポンやらGEなどの長寿企業はまさにそれと言ってもいいでしょう。

ソニーの場合は、事業構成はそのままに、時代に合わせて力を入れる所とそうでない所を再度見直して、ものの見事に当初の予想どおりに事がうまく運んだ点が挙げられます。

ソニーの暗黒期とも言える2012年当時の主力事業と言えば伝統のエレキ事業。それが10兆円超えした2021年3月期では、ゲーム、音楽、映画のエンタメ事業が主力となり、エレキ事業は縮小。

競争激しいエレキ事業は売上、台数ではなく利益重視に方向転換。高価格帯の商品に絞り込む戦略が当たり、きっちりと利益を出す事業に生まれ変わりました。

で、縮小した部分を補うかのごとくエンタメ事業が急成長。ネット時代の拡張に呼応するかのようにソニーの快進撃も始まったと言えるでしょう。

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新たな事を発信し続けるソニー

新しい飯の種づくりに積極的というソニーのDNAも復活。ドローンであったり、スポーツの動画解析、工場ロボットの遠隔操作などなど。

ニッチではあるものの、いずれは大きく化ける可能性を秘めています。

ウォークマン、ゲーム機器以降、ヒットがないソニーと言われますが、サービスという点でソニー独自のものができれば、真のエンタメ会社となるんでしょうね。

さらなる飛躍を期待したいです。遠い未来にはエンタメ会社に完全に生まれ変わり、ソニー製の家電が逆に希少価値の高いモノとして評価される時代が来るかもしれませんね。

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