ファンを活用したイノベーションの仕組み、「レゴ」

組織によるイノベーション

レゴのイノベーションは、個人の才能に頼るのではなく、組織でイノベーションを生み出すのが特長。フォーマット化されたイノベーションシートなるものに沿って、アイデアを出していけば、自ずと製品開発ができてしまう。

で、この仕組みの他に、レゴファンを活用したイノベーションも盛んに行われている。

レゴ認定プロ

認定プロと聞くと、その昔、爆発的人気を誇った高橋名人を思い出す。ハドソン社員で、人間離れの16連射は多くのファミコンユーザーを魅了した。彼の人気の高まりによりハドソン商品が売れたという。

そんな商品の普及を促進するレゴ認定プロだけど、時には製品開発にも活用されている。

アーキテクチャーシリーズ

認定プロによる製品が「アーキテクチャーシリーズ」。世界の有名な建築物をレゴ化したものが、口コミで広がりニッチ製品からレゴの主力製品へと昇格。今では、人気シリーズとして継続的に発売されている。

レゴ アーキテクチャー

投票で製品化。

認定プロの他に純粋なロゴファンの作品・アイデアを製品開発に生かす取り組みも行われている。ネットで自分の欲しいレゴを募り、投票によって製品化の道筋をつけるというもの。「レゴアイデアズ」というサイトには様々な作品が掲載され、このサイトから主力製品となった製品もあるという。

イノベーションも色々

社内の知を結集したイノベーションの仕組み、そしてファンの知恵を結集したイノベーションと両輪が有機的に回すことで、絶え間なくヒット商品を生み出している。煮詰まった時には1人で打開するのではなく、他社の意見も聞く。なんか勉強になった気分

日経ビジネス NO.1779より