今さらながら・・・
恋愛映画の金字塔とも言われる「プリティ・ウーマン」。
玉の輿に乗るというのはこの事。憧れる人が多いのも頷けます。
ただ、そう簡単にシンデレラになれるわけではなく互いの気持ちがいつもスレ違いっぱなし。
トラブル連続で最後まで飽きさせない工夫が感じら、エンディングまで気持ち緩まずに見れます
プリティーウーマンのあらすじ
世の中に不満を持ち、どこかひねくれ、すさんじゃっている売春婦と大金持ちのおっさんが恋に落ちるお話
まったく住む世界の異なる2人が色々な偏見、苦難を乗り越え恋人関係に発展していく様子を描いています。
オーラが違うよジュリア・ロバーツ
今ではハリウッドを代表する女優、ジュリア・ロバーツですが、この作品はまだ売出し中。
この映画をきっかけに大女優の仲間入りをしますが、当時も今も、本質的な所は変わっていません。
セリフにも表情ひとつひとつ取っても凛として知性を感じさせます。
ルックスも抜群。ドレスに、スーツに、ちょとしたカジュアルな服装、どれもドハマリ。服が人を選ばないというのはジュリア・ロバーツのためにあるようなもの。
やっぱり売れる人は、持っているもんだなと納得しました。
ちなみに僕が観た彼女の出演作品はこちら
大金持ちのおっさんは今で言うところのハゲタカ
大金のおっさん、モースの職業って今で言うところの投資ファンド。
1990年当時はネットもない時代ですから、投資情報は限られた人しか見ることができない。ってことはプレーヤーも少ない訳で、そう考えると、モースは投資でとてつもない額を稼いでいたと想像がつきます。
本編とは全く関係ありませんが、このように米国は20数年前から企業買収が盛んだった一方、当時の日本は銀行との株持ち合いで、どこか。
今では日本も外資に買収されまいと頑張っていますが・・・。
とにかくたった二十数年で、経済環境は大きく様変わりしていることに改めて驚かされました。
更正しちゃったビビアン
で、話を戻すと、モースとの時間を過ごしたことでビビアンは売春婦から足を洗うことを決めます。
つまり、彼との恋人関係が成就し、ハッピィエンドを迎えます。
ただ、彼に依存するのではなく彼女自身が自立しつつ、対等な関係で人生を歩んでいくというもの。
ジュリア・ロバーツ自身もここから大女優への道を駆け上がっていくですから、それを考えると、プリティ・ウーマンという作品は、何て深い作品だろうと感じた次第です。
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