デジタル化の今を掴む中国企業との連携

IoT新興国ネタ

日立とテンセントの連携

初めて耳にするソサエティ5.0という言葉。この分野で日立テンセントが連携した取り組みがこれから始まろうとしています。

で、ソサエティ5.0とはネットで調べるとこのようなことを指すそうです。

サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)。
狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すもので、第5期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました。

僕的に解釈すると、IT技術を使ってリアルな世界をより便利にしていきましょうということかなと。

こ分野で、テンセント側はクラウドやIoT技術を提供。一方の日立は法人分野におけるノウハウを提供と互いに強みを提供して、相互補完していこうと。

具体的には昇降機や空調事業をテンセントの持つITを活用して中国市場を攻略していこうというわけです。

IoT

イオンもテンセントと連携

イオンもテンセントと連携し、次世代型店舗開発に向けた合弁会社を設立生体認証無人店舗の実用化を目指しているとか。

国内では個人情報などの問題で、なかなか踏み込めない領域ですが中国であればOK。

自国で難しいなら規制のない国で将来の事業の可能性を探るのは利にかなっています。

コンビニ

楽天もテンセントと連携

楽天もテンセントと組んで、これまた日本では実用化に向けて時間のかかるドローンを活用した配送実験を進めているとのこと。

中国では既に実用化されているということで、この提携で得た知見、ノウハウは将来的には大きなアドバンテージになることは間違いないでしょうね。

無人飛行機,ドローン

ツムラは保険屋さんと連携

漢方薬大手のツムラは、平安保険と提携しました。

平安保険では、オンライン医療相談を得意としている今注目株の企業。

チャットで体調不良を伝えると、AIや1000人のお医者さんが適切な診断を下すといもの。

利用者は約3億人という巨大なマーケット。

処方薬の選択肢にツムラの漢方薬が加えられ、ツムラにとっても平安保険にとってもありがたい話だとか。

薬局

ソサエティ5.0の実験場中国

ソサエティ5.0と高らかに宣言しても、規制が多いこともあり、なかなか実態がそぐわない日本。

これから規制緩和していくのでしょうけど、それでは待っていられない。海外では既に実用化しているし・・・。

というわけで、ITの成長著しい中国で実績を積むのがてっとり早いというのは確かにそうかなと。

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