天津大爆発の後遺症

天津,爆発新興国ネタ

まるで悟空VSフリーザーの戦いの跡みたい

先日、お隣中国で起きた爆破事故。その惨状を見るに、爆破中心部の建物は消失し、べっこりと地面が凹んでいるようにも見え、さながら悟空とフリーザーの戦いの跡みたい

爆破事故の規模の大きさを物語るに、近隣のイオンの話が出ていました。2km先だというのに爆風で窓ガラスが割れたそうで、その破壊力の凄まじさがわかります。

危険物が爆破に拍車か

今回の爆発現場となった倉庫には化学品が約40種類保管されていたようで、中には猛毒のシアン化ナトリウムが約700トン貯蔵されていたとか。

嘘か本当か化学兵器の神経ガスも検出されたようで、穏やかではありません。現場近くの河川では大量の魚が死んでいるのが見つかったり、不安は深まるばかり

そんな物騒なモノがお家の近くに貯蔵されているとしたら、引越しを考えるのも無理はありません。実際に天津を離れる人が今後増えるのではという声も・・・

打撃を受ける日本企業

天津氏には約400社以上の日本企業が進出しています。現在の中国市場は人件費高騰、労務コストも上昇しており、日本みたいな売り手市場がここ最近続いています。

そんな状況なのに、爆発事故が起きたもんだから、出稼ぎ労働者が実家に戻るケースが増えてしまうのではと懸念されています

となると、売り手市場色が強まり、より人手不足に拍車がかかるのも無理はない話

政府と企業の癒着か

今回の化学兵器の大量貯蔵も本来なら地方政府のチェックが入っているように感じます。そこで当然、NGとなるかと思うのですが、企業誘致を優先するあまり、許してしまったのではないかと思います。

中国の地方政府の台所事情も厳しいですから、ない話ではないかなと

それにしても、この事件で、ますます中国進出を控える企業が増えるのではと思った次第です。

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